リレンザは吸入器に入れて粉末を吸入するという仕組みなので、普段あまりそのようなかたちで薬を服用することは少ないと思うので馴染みがないかもしれません。リレンザについていろいろ学んでいきましょう。

リレンザについて正しい使い方を説明する男性

流行シーズンに見るタミフルの副作用の幻覚とリレンザ

とある冬に男子中学生がマンションの窓から飛び降りたと言うニュースが飛び込んできました。誰もが少年が自殺を図ったと信じてやまなかったものの、その転落の原因が実はインフルエンザの治療薬であるタミフルが原因であることがわかりました。長年日本だけではなく世界中でインフルエンザの治療薬としてタミフルが用いられてきました。水で飲めば、すぐにウイルスの増殖を食い止め、諸症状を緩和させるので、多くの医師がこの薬に何の疑いもなく処方してきました。しかしこの転落事故をきっかけに、日本の医療機関ではタミフルの処方に慎重な態度を示すようになりました。タミフルを青少年が服用した場合に、まれに幻覚や幻聴と言った副作用が起こり、それに伴い異常行動を引き起こすことがわかってきました。そのため日本では青少年やそれ以下の子供に対してはタミフルよりも、リレンザと言う粉末薬を積極的に処方する様になりました。リレンザにはこうした異常行動などの副作用は報告されていません。そのため青少年だけでなく、高齢者などにも安心して用いることができます。リレンザは口から吸いこみ肺に直接薬を充満させることができ、肺でのウイルスの増殖を抑制させることができることから流行シーズンに感染予防対策薬として用いることもできます。持病や子供によっては、インフルエンザの予防接種を受けられない人もいます。こうした人は流行し始める11月ごろからリレンザを吸入しておくと感染予防対策にすることができます。しかしこうした使い方をする場合でも医療機関で相談し、処方箋を受けて服用しなければいけません。リレンザもタミフル同様健康保険適応で処方してもらうことができます。