リレンザは吸入器に入れて粉末を吸入するという仕組みなので、普段あまりそのようなかたちで薬を服用することは少ないと思うので馴染みがないかもしれません。リレンザについていろいろ学んでいきましょう。

リレンザについて正しい使い方を説明する男性

アジアとリレンザと関節痛について

インフルエンザは毎年冬になるとアジア以外でも流行する病気となっています。インフルエンザに効果的な薬といってもいろいろありますが、最近ではタミフルよりリレンザがよく使われています。リレンザというのはウイルスの増殖に必要な酵素の働きを抑えるという薬のことであり、インフルエンザウイルスの増殖を抑えることができるのです。リレンザは他のインフルエンザ治療薬とは異なり、粉末状の吸入薬となっています。この薬を服用する際には専用の吸入器を使うことになりますが、気道粘膜に対して薬を直接作用させることができるのです。インフルエンザになると熱が出たり体がだるくなったりすることがありますし、関節痛が起こってしまうこともあります。なぜ関節痛が起こるのかということですが、インフルエンザウイルス自体が原因というわけではなく、体内で分泌される物質が原因とされています。プロスタグランジンは体内で分泌される物質であり、この物質が痛みの原因ということです。体の中にインフルエンザウイルスが侵入してきた場合、インフルエンザウイルスから身を守るためにサイトカインが分泌されます。サイトカインは過剰に分泌されてしまうこともありますが、それによって臓器の機能不全が起こってしまいこともあります。そこでサイトカインの過剰な分泌を抑えるため、プロスタグランジンが分泌されるのです。プロスタグランジンにはサイトカインの生成を抑制することはもちろん、インフルエンザウイルの増殖を防ぎ、免疫反応を高めるという効果があります。インフルエンザにかかって関節痛が起こると気になるものなのですが、これは体の免疫細胞がウイルスと闘っている証拠とも言えるのです。